SDGsについてはこちらで内容を簡単にご紹介していますが、ここからは各ゴール(目標)/ターゲットについて学んでいきましょう。
今回は、目標9について取り上げていきます。
目標9: レジリエントなインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、イノベーションの拡大を図る
「9.1~9.5」はゴール9の達成目標を、「9.a」「9.b」「9.c」は実現のための方法を示しています。
※インフラ:道やダム、電気をつくる発電所など、私たちの毎日の生活
を支えている基本的なものや、病院や学校や公園など、安心・安全に
暮らしていくためになくてはならない施設(しせつ)のこと
ようになること。
合計金額
インターネットを使えるようにする。
参考:
・公益財団法人日本ユニセフ協会HP
https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/17goals/9-industry/
・グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンHP
https://ungcjn.org/sdgs/goals/goal09.html
・国際連合広報センターHP 2030アジェンダ
https://unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustinable_development/2030agenda
いかがでしょうか?
「産業と技術革新の基盤」と言っても、様々な角度からの支援が必要なことがお分かりいただけたと思います。
ゴール9をさらに理解するために、関連図書を読んでみましょう!
『SDGs : 危機の時代の羅針盤(岩波新書 ; 新赤版 1854)』
南博, 稲場雅紀著 岩波書店(2020年11月)
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地球1個分のキャパシティを超えない「続く世界」を目指す17のゴール。2030年の期限まで10年を切り、パンデミック下の今こそ、危機の時代の羅針盤としてその真価が問われている。日本政府の交渉官と開発・環境関係のNGO代表とが、SDGsのイロハ、交渉秘話、SDGsの現状、プロが見たその強みと展望などを漏れなく紹介する。(出版社HPより)
『共生の思想と作法 : 共によりよく生き続けるために(龍谷大学社会科学研究所叢書 ; 第131巻)』
笠井賢紀, 工藤保則編 法律文化社(2020年3月)
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どうすれば私たちは共によりよく生き続けることができるだろうか。経済、宗教、持続性といった共生を考えるための基盤を論じたうえで、地域社会や様々な場において共生がいかに実践されうるのかを明らかにする。(出版社HPより)
『グローバル・バリューチェーン : 新・南北問題へのまなざし』
猪俣哲史著 日本経済新聞出版社(2019年6月)
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高度化する国際分業ネットワークを、付加価値の連鎖としてとらえる最新の分析手法を紹介。世界の通商問題を正しく理解する必読書。(出版社HPより)
『第4次産業革命と日本経済 : 経済社会の変化と持続的成長』
矢野誠編 東京大学出版会(2020年2月)
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人工知能など第4次産業革命の進展、人口減少・高齢化の加速、不確実性を増すグローバル経済への対応が、日本経済に求められている。こうした中で長期停滞を克服し、持続的成長を実現するための課題を、日本を代表する経済学者が理論的・実証的に考察する。(出版社HPより)