SDGsについてはこちらで内容を簡単にご紹介していますが、ここからは各ゴール(目標)/ターゲットについて学んでいきましょう。
今回は、目標4について取り上げていきます。
目標4: すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
「4.1~4.7」はゴール4の達成目標を、「4.a」「4.b」「4.c」は実現のための方法を示しています。
2030年までに、男の子も女の子も、すべての子どもが、しっかり学ぶことのできる、公平で質の高い教育を無料で受け、小学校と中学校を卒業できるようにする。
島国やアフリカの国などの人が、先進国や他の国で、職業訓練、情報通信技術、科学技術のプログラムなどの高等教育を受けるための奨学金の数を世界的にたくさん増やす。
参考:
・公益財団法人日本ユニセフ協会HP
https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/17goals/4-education/
・グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンHP
https://ungcjn.org/sdgs/goals/goal04.html
・国際連合広報センターHP 2030アジェンダ
https://unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustinable_development/2030agenda
いかがでしょうか?
「質の高い教育」と言っても、様々な角度からの支援が必要なことがお分かりいただけたと思います。
ゴール4をさらに理解するために、関連図書を読んでみましょう!
『SDGs時代の教育 : すべての人に質の高い学びの機会を』
北村友人, 佐藤真久, 佐藤学編著 学文社(2019年4月)
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SDGsの実現に向けて,人々が地球規模の課題に対して問題意識を高め,倫理的な判断や社会正義に基づく行動を行うとともに,研究開発を通して科学技術を発展させていくために、人間にとって根源的な営みである教育を通した人材育成や知の創出を目指し気鋭の執筆陣が多彩に論じる。(出版社HPより)
『途上国の障害女性・障害児の貧困削減 : 数的データによる確認と実証分析(研究双書 / アジア経済研究所 [編] ; no. 636)』
森壮也編 アジア経済研究所(2018年3月)
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途上国の脆弱層のなかでも、国際的にも関心の高い障害女性と障害児について、フィリピン、インド、インドネシアの三カ国を取り上げ、公開データや独自の数的データを用いて、彼らの貧困について実証的に分析する。(出版社HPより)
『ジェンダーと国際教育開発 : 課題と挑戦』
菅野琴, 西村幹子, 長岡智寿子編著 福村出版(2012年4月)
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今日の開発途上国の教育におけるジェンダー平等達成に向け、国際教育開発における女子教育政策の最新の動向や、地域別・分野別の現状を整理し、これからの課題を検討する。(出版社HPより)
『国際関係のなかの子どもたち』
初瀬龍平, 松田哲, 戸田真紀子編著 晃洋書房(2015年12月)
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貧困に苦しむ子ども、戦争に苦しむ子ども、搾取される子ども―世界中で脅かされる子どもの権利。子どもたちを苦しめる国際関係とは?子どもたちを救う取組みとは?子どもの尊厳を守るために私たちが学ぶべきこと。(出版社HPより)