東京女子大学図書館の概要
「QUAECUNQUE SUNT VERA(全て真実なこと)」が正面に刻まれた東京女子大学図書館は、創立以来、本学の教育・研究の拠点となる総合図書館として、その時代時代に合うサービスを模索しながら、変化を続けています。
創立80周年記念建築の一つとして、1996年に現在の図書館が開館いたしました。全国の大学でもいち早く滞在型図書館を目指し、学生の社会的成長を支援する「マイライフ・マイライブラリー」プログラムを2007年以来、展開してきました。1階フロアを中心とする広い空間では、開架を主体とし、学生の多様なニーズに対応したカフェスペースや学生協働サポート体制を導入してきました。
大学の発展と共に収集してきた蔵書は58万冊を超え、その特徴は、リベラルアーツ教育を支える幅広い分野にわたっています。早期から導入を促進している電子資料も充実しています。その資料を使いこなすソフト面でのサポートも充実しており、情報検索ガイダンスや学習コンシェルジェといった学生協働サポート体制に力を入れ、正課との連携も強化しています。
幅広い視野を持ち、学際的な視点からの学びは、予測困難な社会への対応力を養います。言葉や資料に“命”を与える学生や教員の研究の中心となるよう、活かされる図書館として、真理探求を支える取り組みを続けて参ります。