10月5日(土)に2024年度後期学生選書ツアーを実施しました。
今回は6名の学生が紀伊國屋書店新宿本店に出向いて選書しました。
参加した学生からは、
「興味深い本がたくさんあり、とても楽しい体験ができました。どうしても自分が興味をひかれる本を選んでしまいがちですが、みんなにとって役に立つ本はなんだろうと考えながら選びました。」
「特にチェックする気のなかった棚からも、偶然に面白そうな本を発見することができました。時間が余ってしまうのではないかとも思っていたのですが、全くの杞憂で足りないくらいでした。また参加したいです。」
「興味はあったけど中々ふんぎりがつかなかった語学の本を思い切って選べたことが良かったです。」
などの感想が寄せられました。
所蔵が決まった図書及び参加者のポップ・書評は、12月に1階コミュニケーション・オープンスペースにて展示予定ですので、ぜひご覧ください。
次回は2025年5月に開催予定です。
杉並区立中央図書館との連携企画Vol.2 本の交流会「”思いっきり笑える本”を紹介しあおう」を、文化社会学の研究者で本学教授の伊奈正人先生がファシリテーターとなり、9月28日(土)午後2時から荻窪の中央図書館ホールにて実施しました。
当日は会場内に、参加者が紹介したい「思いっきり笑える本」のほか、両図書館で選んだ「思いっきり笑える本」も展示しました。
参加者の方それぞれが熱のこもったお話をされ、少人数で密度の濃い交流会となりました。
アンケートには「本のおもしろいところを共有できた」「自分がふだん読まないジャンルの本を知ることができた」「話が脱線した時の雑談が面白かった」などの感想が寄せられました。
9月26日(木)に本学図書館にて、杉並区立井草中学校2年生の3名が職場体験を行ないました。
まず、大学図書館について概略のレクチャーを受けてから、館内各所の返本用ブックトラックから本を回収する作業や、新しい本を書棚に出すために請求記号のシールを本に貼ったり、無断持ち出しを防止するための磁気テープを本に装備する仕事を体験しました。
他にも、図書館の利用促進のための展示の仕事を体験するため、OPACも使いながら実際の書棚を見て中学生のおすすめ本として各自1冊を選び、その本を紹介するポップを作成し、展示を完成させました。
職場体験を終えて、「細かい手作業や力仕事が多いのだなと思った」「図書館では本の整理や磁気テープ入れなどの仕事もあるのだとわかった」「ポップ作りでは本を選ぶことの難しさを知った」と感想を寄せてくれました。
現在、「中学生のおすすめ本」を図書館1階で展示しています。ぜひ見に来てください。
5月18日に実施した「2024年度前期学生選書ツアー」で学生が本を選び、その本の魅力を伝えるポップを作成しました。
学生選書ツアーポップおよび在学生によるお薦め図書ポップを図書館1階のコミュニケーション・オープンスペースに展示しています。
このたびその中から1つのポップが図書館長賞に選ばれ、9月27日(金)に図書館1階プレゼンテーションルームにて授与式を行い、図書館長の樋脇博敏先生から受賞者へ賞状と記念品の図書カードを贈呈しました。
-2024年度前期 図書館長賞作品―
■『ツレが「ひと」ではなかった:異類婚姻譚案内』
川森博司 著 淡交社(2023年)
選書・ポップ作成 人文学科歴史文化専攻2年生
受賞者の声
「選書ツアーでは、普段は買うのを躊躇ってしまうようなお値段の本でも、自分の趣味嗜好に基づいて気ままに選ぶことができました。おかげで歴史や文化の書籍に偏ってしまいましたが、とても楽しく、晴々とした気分になりました。ポップ作成でも、自分が書籍を読んだ時に感じたわくわく感を見た人に伝えられるようなデザインを心掛けました。何度も描き直したり文章を推敲したりして大変でしたが、楽しく制作できました。館長賞にも選んでいただき、とても光栄でした!」
選書ツアーで選ばれた本は、本学OPACの「学生選書ツアー」にまとめてありますのでご活用ください。
◆前期学生選書ツアー
5月18日(土)に実施した2024年度前期学生選書ツアーで所蔵が決まった図書を、1階のコミュニケーション・オープンスペースで紹介しています。
選定した学生がその本の魅力を伝えるために作成したポップもあわせて展示していますので、ぜひご覧ください。
選定された図書の一部はプレゼンテーションルームの外から見えるようにパネルで紹介しています。
図書館の前を通るときにご覧ください。
◆前期お薦め図書ポップ
図書館所蔵の本を、学生作成のオリジナルポップで紹介しています。
お薦めポイントをヒントに皆さんも自分の読みたい本を見つけてみてください。
どちらも、コミュニケーション・オープンスペースにて展示しています。
選書ツアーで選ばれた図書、お薦め図書ポップで紹介している図書は、本学OPAC画面下部の「図書館からのおすすめ」の「学生選書ツアー」タブ、「お薦め図書ポップ」タブでも確認できます。
こちらもご覧ください。
2024年度前期宗教週間のテーマ「平和・愛・いのち」にちなんで、6月17日~6月22日に「戦争・平和・キリスト教」をテーマに、平和とキリスト教の関係について考えるきっかけになるような書籍の展示を行いました。
展示をご覧になった方には、東京女子大学が教育の根本方針としているキリスト教が平和の実現のために果たす役割について、考えを巡らせていただけたのではないかと思います。
歴史文化専攻学生有志による書籍展示「21世紀の戦争を考えるために」と同時開催の形となり、戦争そして平和についてあらためて考える機会にもなりました。
2024年6月5日~6月22日に歴史文化専攻の学生有志と柳原先生で「21世紀の戦争を考えるために」と題した展示を行いました。
これは6月7日に開催されたアメリカ外交政治の研究者 三牧聖子さん(同志社大学)の講演会に連動して企画され、有志学生が中心となって本を選びキャプションを書きました。
戦争についてあらためて考えるきっかけともなり展示の本は次々と借りられ、関心の高さがうかがえました。
東京女子大学図書館は杉並区内にある大学図書館として「杉並で出会う 新しい世界」というテーマの下、地域に貢献する活動をしようと、杉並区立中央図書館と連携して企画を実施することになりました。その第1回を、長年にわたり東京女子大学で教鞭をとられているイギリス児童文学と翻訳学の研究者 田中美保子先生が講師となり、4月20日(土)午後2時から荻窪の中央図書館ホールにて開催しました。
講座「『クマのプーさん』は荻窪生まれ」は、「プーさん」の魅力についてはもちろんのこと、作者A.A.ミルンの人生に「プーさん」の成功がもたらした影の部分、ミルンの伝記を著したアン・スウェイト氏と講師自身との交流、日本語版『クマのプーさん』の生みの親である石井桃子氏の紹介、加えて物語の舞台アッシュダウンの森を学生達と訪れた映像も上映され、あっという間の90分でした。中央図書館をふだんから利用している方を中心に地域にお住まいの方や東京女子大学卒業生など、会場いっぱいの参加者40名(9名は関係者)が熱心に聞き入っていました。
◆講座の感想(参加者アンケートより)
「非常に面白かったです」
「はじめて知ったことがたくさんあり、とても面白かったです」
「プーさんの物語の良さを再認識することができました」
「原文と翻訳の対比を面白いと思いました」
「プーさんの物語に光だけでなく影があったとは知らなかったので興味深かったです」
「作者ミルンの苦悩について知ることができ興味深かったです」
5月18日(土)に2024年度前期学生選書ツアーを実施しました。
今回は8名の学生が紀伊國屋書店新宿本店に出向いて選書しました。
参加した学生からは
「興味のある分野の本が取り揃えられており、心の中で歓声を上げるほど嬉しくなりました。」
「たくさんの本から限られた数を選ぶのは難しかったけれど、それを迷っている時間も楽しかったです。図書館で自分の選んだ本を手に取れる日が来るのが楽しみです。」
などの感想が寄せられました。
所蔵が決まった図書及び参加者のポップ・書評は、7月に図書館1階コミュニケーション・オープンスペースにて展示予定ですので、ぜひご覧ください。
次回は2024年10月に開催予定です。