2024年6月5日~6月22日に歴史文化専攻の学生有志と柳原先生で「21世紀の戦争を考えるために」と題した展示を行いました。
これは6月7日に開催されたアメリカ外交政治の研究者 三牧聖子さん(同志社大学)の講演会に連動して企画され、有志学生が中心となって本を選びキャプションを書きました。
戦争についてあらためて考えるきっかけともなり展示の本は次々と借りられ、関心の高さがうかがえました。

東京女子大学図書館は杉並区内にある大学図書館として「杉並で出会う 新しい世界」というテーマの下、地域に貢献する活動をしようと、杉並区立中央図書館と連携して企画を実施することになりました。その第1回を、長年にわたり東京女子大学で教鞭をとられているイギリス児童文学と翻訳学の研究者 田中美保子先生が講師となり、4月20日(土)午後2時から荻窪の中央図書館ホールにて開催しました。
講座「『クマのプーさん』は荻窪生まれ」は、「プーさん」の魅力についてはもちろんのこと、作者A.A.ミルンの人生に「プーさん」の成功がもたらした影の部分、ミルンの伝記を著したアン・スウェイト氏と講師自身との交流、日本語版『クマのプーさん』の生みの親である石井桃子氏の紹介、加えて物語の舞台アッシュダウンの森を学生達と訪れた映像も上映され、あっという間の90分でした。中央図書館をふだんから利用している方を中心に地域にお住まいの方や東京女子大学卒業生など、会場いっぱいの参加者40名(9名は関係者)が熱心に聞き入っていました。
◆講座の感想(参加者アンケートより)
「非常に面白かったです」
「はじめて知ったことがたくさんあり、とても面白かったです」
「プーさんの物語の良さを再認識することができました」
「原文と翻訳の対比を面白いと思いました」
「プーさんの物語に光だけでなく影があったとは知らなかったので興味深かったです」
「作者ミルンの苦悩について知ることができ興味深かったです」

5月18日(土)に2024年度前期学生選書ツアーを実施しました。
今回は8名の学生が紀伊國屋書店新宿本店に出向いて選書しました。
参加した学生からは
「興味のある分野の本が取り揃えられており、心の中で歓声を上げるほど嬉しくなりました。」
「たくさんの本から限られた数を選ぶのは難しかったけれど、それを迷っている時間も楽しかったです。図書館で自分の選んだ本を手に取れる日が来るのが楽しみです。」
などの感想が寄せられました。
所蔵が決まった図書及び参加者のポップ・書評は、7月に図書館1階コミュニケーション・オープンスペースにて展示予定ですので、ぜひご覧ください。
次回は2024年10月に開催予定です。
