2022年度後期「学生選書ツアー」館長賞授与式を行いました
2023年1月20日 16時00分1月19日(木)に図書館1階プレゼンテーションルームにて、図書館長の唐澤真弓先生より受賞者へ賞状と記念品の贈呈が行われました。
―2022年度後期 館長賞作品―
受賞作は、他のポップと共に1階コミュニケーション・オープンスペースに展示してありますので、ぜひご覧ください。
6月29日、30日の2日間、武蔵野市立第三中学校の生徒さん4名が、図書館で職場体験を行いました。以下は、生徒さん作成の活動報告です。4名の生徒さんがどのような経験をし、どのようなことを考えたのか、ぜひご一読ください。また、1階新聞雑誌閲覧室前には、生徒さん作成のポップを展示しています。こちらも併せてご覧ください。
武蔵野市立第三中学校の生徒さんの職場体験活動報告
今回の図書館での職場体験の2日間で私たちは、本のポップ作成や、資料回収、返本作業、装備作業、書架整備、蔵書点検、という図書館の裏側の仕事を体験しました。
資料回収は、利用された本を一冊一冊スキャナーでバーコードを読み取りながら回収する仕事です。
返本作業は、背表紙についているラベルをみて元の場所に戻す作業です。
装備作業では、図書館に置く前の本にラベルをつけたり、カバーをつけたりしました。
蔵書点検では、図書館の多読本コーナーのバーコードを読み取りました。
初めて図書館の裏方の作業をして、図書館で働く人の大変さを知りました。体験でさえ常に仕事があったので、通常はもっと忙しいのだと思います。
その中でも私は、装備作業が大変だと感じました。理由はすべて手作業で行っていたところです。私たちは、一人4冊ずつラベル張りやカバー張りをしましたが、一冊完成させるのにも時間がかかり大変でした。この作業を何冊分もやるのは、わたしには難しいと思います。
図書館の職員の方々は本当にすごいと思いました。
今回私たちは、東京女子大学の学生さんや、職員さんに向けた「中学生のおすすめの本」をテーマにした、ポップを書かせていただきました。61万ほどある本の中から私たち中学生が興味を待った本を選び、イラストや文と共に紹介しました。アニメ化されている作品や、直木賞を受賞した有名な作品もあるのでぜひポップを読んで、気になる作品があれば借りてみてください‼
図書館では、ウクライナに関する資料展示の第2回「ロシア・ウクライナの文化を知る」がスタートしています。
その中の企画として、6月7日 (火)12:30~13:10 23101教室において、歴史文化専攻 柳原伸洋准教授による「ウクライナ戦争の情報に疲れてしまったけれども、しかし考えつづけたい東女生へ② ー情報の豪雨と文学という「雨宿り」の場ー」と題したミニレクチャーが開催されました。
第1回では、学問の視点から考えることを中心にレクチャーしていただきましたが、今回は、文学・文化の視点でお話しいただきました。
現代戦争にメディアそのものが巻き込まれていること、現代の戦争は地政学と時政学のハイブリッド戦争であり情報が豪雨のように降り注いでいること、速報性が特徴の「ニュース」は戦争を考えるには向かないことに対して、「文学・文化」は、立ち止まって考えることができるメディアのひとつであること、「文学・文化」を通して考えることによる「戦争との遠近距離の重要性」をお話しいただきました。
第3回、第4回もミニレクチャーを実施しますので是非ご参加ください!