「ウクライナに関する資料展示」第2回ミニレクチャーを開催しました!
2022年6月8日 15時59分図書館では、ウクライナに関する資料展示の第2回「ロシア・ウクライナの文化を知る」がスタートしています。
その中の企画として、6月7日 (火)12:30~13:10 23101教室において、歴史文化専攻 柳原伸洋准教授による「ウクライナ戦争の情報に疲れてしまったけれども、しかし考えつづけたい東女生へ② ー情報の豪雨と文学という「雨宿り」の場ー」と題したミニレクチャーが開催されました。
第1回では、学問の視点から考えることを中心にレクチャーしていただきましたが、今回は、文学・文化の視点でお話しいただきました。
現代戦争にメディアそのものが巻き込まれていること、現代の戦争は地政学と時政学のハイブリッド戦争であり情報が豪雨のように降り注いでいること、速報性が特徴の「ニュース」は戦争を考えるには向かないことに対して、「文学・文化」は、立ち止まって考えることができるメディアのひとつであること、「文学・文化」を通して考えることによる「戦争との遠近距離の重要性」をお話しいただきました。
第3回、第4回もミニレクチャーを実施しますので是非ご参加ください!