講座「『クマのプーさん』は荻窪生まれ」を実施しました

2024年5月28日 16時20分

東京女子大学図書館は杉並区内にある大学図書館として「杉並で出会う 新しい世界」というテーマの下、地域に貢献する活動をしようと、杉並区立中央図書館と連携して企画を実施することになりました。その第1回を、長年にわたり東京女子大学で教鞭をとられているイギリス児童文学と翻訳学の研究者 田中美保子先生が講師となり、4月20日(土)午後2時から荻窪の中央図書館ホールにて開催しました。

 講座「『クマのプーさん』は荻窪生まれ」は、「プーさん」の魅力についてはもちろんのこと、作者A.A.ミルンの人生に「プーさん」の成功がもたらした影の部分、ミルンの伝記を著したアン・スウェイト氏と講師自身との交流、日本語版『クマのプーさん』の生みの親である石井桃子氏の紹介、加えて物語の舞台アッシュダウンの森を学生達と訪れた映像も上映され、あっという間の90分でした。中央図書館をふだんから利用している方を中心に地域にお住まいの方や東京女子大学卒業生など、会場いっぱいの参加者40名(9名は関係者)が熱心に聞き入っていました。

◆講座の感想(参加者アンケートより)
「非常に面白かったです」
「はじめて知ったことがたくさんあり、とても面白かったです」
「プーさんの物語の良さを再認識することができました」
「原文と翻訳の対比を面白いと思いました」
「プーさんの物語に光だけでなく影があったとは知らなかったので興味深かったです」
「作者ミルンの苦悩について知ることができ興味深かったです」

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