「ウクライナに関する資料展示」第1回ミニレクチャーを開催しました!

2022年5月23日 16時30分
5月9日(月)から7月29日(金)の期間、現在のウクライナ情勢に鑑み、広い意味での戦争・平和・文化・社会について学生と語り合うための資料展示とミニレクチャー・対談等を4つのテーマで実施します。

第1回は、「ウクライナの概略を知るために」というテーマで図書館にて資料展示を行い、関連企画として、5月18日12:30~13:10、23101教室にて、歴史文化専攻 柳原伸洋准教授による「ウクライナ戦争の情報に疲れてしまったけれども、しかし考えつづけたい東女生へ ―『戦争』に自分を侵食させないための文化・学問のススメ」と題したミニレクチャーが開催されました。

暗いニュースがどうしても目に入ってしまう日々を過ごしている私たちに、なぜこういった情報は人々を疲れさせてしまうのか、こういった情報と冷静に向き合っていくにはどうしたらよいのか、など、今回は学問の視点から考えることを中心にレクチャーしていただきました。

戦争について冷静に考えることが難しいのは、そもそも、その情報について「赤子状態」であるためであること、また複雑な情報を単純化せずに、その複雑な諸相を「高い解像度」でとらえることが、学問の特性であり、考える材料を得ることで冷静に物事を見ることができることなどを、お話いただきました。

対面形式のみならず、zoomを使ったオンライン形式でも多くの方にご参加いただき、
ウクライナの現状について考えるきっかけとしていただいたのではないかと思います。

2回目以降の資料展示やミニレクチャーもぜひご参加ください!