本学で読むことのできる新聞新聞記事は、原紙、縮刷版、マイクロ資料、CD-ROM、オンライン・データベース、インターネットで読むことができます。
●原紙新着分は「新聞雑誌閲覧室」の新聞架に配架され、バックナンバーになると平積み棚に置かれます。さらに古いものは地階に配架されます。タイトルごとに決められている保存年限に合わせて廃棄されます。縮刷版のある新聞はそれが配架されたら廃棄されます。
●縮刷版『朝日新聞』『毎日新聞』『読売新聞』『日本経済新聞』は「新聞雑誌閲覧室」に3年分の縮刷版があります。それ以前のバックナンバーは地階Fに配架されます。
●マイクロフィルム「地階マイクロフィルム」に配架されています。マイクロリーダー機器を使い閲覧します。印刷も可能です。
●CD-ROM1階コミュニケーション・オープンスペース内の新聞検索優先端末で『明治の読売新聞』『大正の読売新聞』『昭和の読売新聞』が閲覧できます。
●オンライン・データベース本学が契約している新聞記事検索データベースです。
図書館ウェブページから「データベース検索」に入り、「新聞等」にいくと使用できるデータベースの一覧があります。

『日経テレコン21』『聞蔵IIビジュアル』『ヨミダス歴史館』等
●インターネット各新聞社のウェブページを見ることができます。新聞社名が分かっている場合はGoogle等で検索します。どんな新聞社があるか確認したい場合は、図書館ウェブページから「データベース検索」に入り、左側の「リンク集」から「新聞・マスコミ」を見てみましょう。
特定の日付の新聞を読むあらかじめ読みたい記事が決まっている場合は、掲載されている新聞を大学が所蔵しているか、「東京女子大学図書館OPAC」で確認しましょう。
読みたい日付のものを所蔵しているかも要チェックです。
新聞原紙や縮刷版だけでなく、オンライン・データベースで読める場合もあります。
記事の日付を特定する●オンライン・データベース記事の掲載日が分からない場合は
「日経テレコン21」「ヨミダス歴史館」「朝日新聞クロスサーチ」等のオンライン・データベースを利用しましょう。そこで『日本経済新聞』や『朝日新聞』の記事を見つけると同時に日付を確認すれば、他の新聞の記事も探しやすくなります。
●新聞集成・ニュース事典新聞集成は重要記事を採録し、分類整理したものです。『新聞集成明治編年史』のように時代ごとに分かれています。
ニュース事典は記事の重要な部分を収録し、掲載紙名、年月日が分かります。『明治ニュース事典』のように時代ごとに分かれています。
決まったテーマで関連記事を集める●オンライン・データベース網羅的に記事を集めたい場合も「日経テレコン21」「ヨミダス歴史館」「朝日新聞クロスサーチ」等のオンライン・データベースを利用し、キーワードで検索してみましょう。また新聞社のウェブページには無料で公開しているものもあります。
オンライン・データベースやウェブページで検索する際も、収録期間や更新頻度を確認して利用しましょう。
●CD-ROM戦前までの『読売新聞』の記事はCD-ROMで探します。CD-ROMは時代ごとに分かれています。
●冊子体新聞集成は分類整理されていますので、そのテーマについて纏まっています。ただし、刊行年別ですので複数冊(場合によっては全年分)見なければならないこともあります。
本学にない新聞を入手する●他の図書館を利用する直接訪問できる国立国会図書館を利用したり、紹介状を持参し他大学図書館で利用させてもらいましょう。「新聞ライブラリー」のような専門図書館を利用することもできます。
●文献複写で取寄せる必要な記事をコピーで取寄せることができます。
【参考文献】
池上彰『池上彰の新聞勉強術』(2006) ダイヤモンド社
北村肇『新聞記事が「わかる」技術』(2003) 講談社
森靖雄『大学生の学習テクニック』第3版(2014) 大月書店